ご依頼の具体的な進め方【豆彦様の例】
今回は横浜市港南区にある、豆腐販売店の豆彦様から頂いたご依頼に関する事例です。
自立看板製作の第一歩 無料現場調査の実施
自立看板の安全面と集客効果の両面からの具体的な調査
表示面の調査に加え、専門の職人でないと確認が難しい、自立看板の内部の調査も行い、どのようにリニューアルするかを検討します。※自立看板内部の調査に関しては、別途費用が発生します。
次に、自立看板の集客効果を高めるために、店舗周辺状況の調査を実施し、近隣の風景や、その他店舗の看板状況を分析しながら、自立看板が消費者にどのように映っているかを調査した上で、改善案をご提案します。
今回の自立看板の問題点とお客様のご要望
お客様からのご要望
自立看板の表示面を綺麗にリニューアル製作し、集客に繋げたい
打合せ(ヒアリング)・自立看板の企画ご提案
豆彦様からのご要望は、
“自立看板の表示面を綺麗にリニューアルしたい”でした。
実際に写真でもわかるように、すでに表示面は劣化により何も見えない状態になっていました。お店の顔となる大型の自立看板の劣化は、イメージダウンにつながってしまうのです。そのため、表示面のリニューアル製作を必要としていました。
安全面と集客力アップに繋がる『何屋』か一目でわかる自立看板の企画・デザインの素案をご提案
今回の事例の場合は、自立看板の表示面が消えてしまっているため、集客に繋がらないどころか、マイナスイメージにさえなっていました。そのため、表示面の製作はもちろんの事、より集客力の高い企画とデザイン素案を経営者様と一緒に検討することになりました。
さらにそれに加え、自立看板の老朽化によって看板本体も錆びつき、いつ事故が起きてもおかしくない状態でした。そのため、看板職人のプロの視点においては、表示面のリニューアル製作だけでは不十分でした。結果的に、経営者様からのヒアリングと弊社の考えを融合させた、「自立看板の新規製作」と「自立看板の補強工事と表示面のリニューアル製作」の2案を企画ご提案いたしました。
自立看板のデザイン製作
弊社の自立看板デザイン製作は、お客様からの詳細なヒアリングからスタートします。ヒアリングシートを使用して、お客様の詳細なご要望や自立看板に対するイメージをデザイン素案として具体化していきます。
新規客の集客に繋がる自立看板が作りたい!
豆彦様の店舗は、食品の製造卸兼直販所という形態のお店でした。基本的にはお豆腐を作る工場がメインであり、工場で作ったお豆腐の一部を店先の直売所で販売する形をとっていました。直販所にもっとお客様を集客するためにも直販所の存在をしっかりとアピールするデザインの企画を提案する必要がありました。
そのため、今回のデザインは、まず、老舗感や職人感のイメージに繋がる紺色を自立看板のメインカラーに設定し、お店の存在感を上げるために店名を大きく「豆彦」と表示し、さらに入りやすさを強化するために【P直売所→】と表示することで直売所の駐車場へと誘導できるデザイン内容にしました。一見シンプルすぎるデザインのようにも感じられますが、走行中の車や歩行中の歩行者に対して瞬間的にお店の存在をアピールするうえでは、シンプルなデザインの方が効果的な場合が多いのです。
自立看板製作のお見積書提出
自立看板のデザイン製作と同時に、お打合せした看板の企画をまとめお見積書を作成します。状況によって異なりますが、基本的にはデザイン素案とお見積書を一緒にして提出いたします。
お客様のご予算に合った自立看板のお見積りの作成
弊社では、効果と費用のバランスを特に重要視しています。安い看板などは、探せば他にも存在することもありますが、効果が得られなければ意味がありません。安かろう悪かろうとなってしまいます。その中で、できる限りご予算内に収まるように仕様や素材を変えながら、集客効果をなるべく下がらないような内容でお見積りをご提出しています。
自立看板製作の成約
複数パターンの企画案・デザイン案の各種お見積りを提出します。お見積り内容にご納得いただけた場合は、ご成約とさせていただきます。後は、お客様の納期を意識しながら順次作業に移り、自立看板の製作に取り掛かります。
※ご成約金額によっては、契約書を交わすことや、一部前払いでいただくこともございますのでご了承ください。
自立看板の表示面リニューアル製作と補強工事でご成約
豆彦様の場合は、自立看板表示面の製作に加え、事故防止のための足元部分の補強工事の実施でご成約いただきました。今回は、自立看板のデザインに関しては、弊社に一任いただきましたので、異なる2パターンのデザインを製作し、提出した結果、下記デザインに決定しました。
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自立看板製作の成約まとめ
- 複数パターンの企画に対する各見積もりを作成
- 成約後はすぐに作業に着手し、製作に移行
自立看板の製作
弊社には、自社工場があり、40年以上の経験を持つ専門の看板職人が常駐しています。看板の加工から製作までを一貫して自社工場にて実施しています。
お店の存在感アップに繋がる自立看板の製作
豆彦様の看板製作の場合は、看板をスチール(鉄)で製作しました。鉄=錆びるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと錆び止め処理をすれば、簡単に錆びる事はありません。スチール製の鉄骨枠を組み、表示面にアルミ製の複合坂という素材を貼り付け、そのアルミ複合坂の上にカッティングシートでデザインを貼り付けて製作します。
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自立看板製作まとめ
- 自社工場にて製作
- 専門の看板職人が製作
- 長持ちを意識した補強の実施
自立看板の設置工事
自立看板本体が完成したら、現場での設置工事に移ります。自立看板設置工事では、まず事前調査で問題のあった部分の補強工事から始めます。通常、このような自立型の看板の工事は、基礎や補強工事から始めるのが一般的です。
自立看板の設置時は、安全面を重視
豆彦様の場合、支柱の根元部分が腐食していた事と、自立看板を設置してからの経過時間を考慮した結果、鉄筋コンクリートで補強する「寝巻」と呼ばれる根元部分の補強工事を実施しました。鉄骨部分はケレン(サビを取る作業)をしてからサビ止め塗装を行ったため、支柱が赤くなっているのはこのサビ止め塗装によるものです。
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自立看板製作・設置のまとめ
- 自立看板製作・設置では、安全面への配慮が特に重要
- 劣化箇所を補強工事する事で長期使用が可能
- デザイン・設計・製作・施工と自社で一貫して実施
自立看板の完成
無事に自立看板製作・設置工事が終わり、全ての製作工程が完了しました。弊社では、初期不良はもちろん、設置後のメンテナンスなどアフターケアに力を入れ、シロートでは中々気づきにくい自立看板の劣化や清掃を定期的にアナウンスしています。弊社では、設置後もお客様の満足度のためにもアフターサービスに尽力しています。